よくあるご質問と用語集

このページでは、よくあるご質問にお答えするとともに、本サイトに出てくる用語をご説明します。また、詳細情報を説明している当サイト内の該当セクションにご案内します。

よくあるご質問

Promethera Biosciencesとは?

1. Promethera Biosciencesは何をしている会社?

プロメセラ・バイオサイエンスは、肝疾患を治療する最先端の細胞治療薬の開発を通じ、患者様の健康な肝臓を取り戻します。世界中の患者様に新たな治療の選択肢を提供するという目標を達成するために、単独で又はパートナーと協力し、多様な薬剤候補のポートフォリオを追求していきます。 Learn more.

2. プロメセラの使命は?

プロメセラは、肝移植の代替療法となりうる救命治療の実現に挑み続けます。Learn more.

3. プロメセラで働く魅力とは?

プロメセラは刺激的で多様な会社です。社員の貢献はすべて評価され、命を救う可能性のある先駆的で新しい肝臓治療法を確立するために、社員が一丸となって頑張っています。 Learn more.

4. プロメセラの価値とは?

信頼 – 団結心 – 専門性の開発 – 忍耐 – 上質を超えた卓越さ

5. 社員を募集していますか?

我々は常に新しい刺激的な仲間を探しています。

6. 会社はどこにありますか?

プロメセラグループは世界4ヵ所で事業を展開しています。

  • Promethera Biosciences SA/NV(プロメセラ・バイオサイエンス:本社)はベルギー・ワロニア地域にあります。
  • Promethera Biosciences LLC米国ノースカロライナ州ダーラムにあります(臓器調達・製造)。
  • プロメセラ日本支店は東京にあります。
  • Baliopharm AGはプロメセラの完全子会社で、スイス・バーゼルにあります(抗体技術の開発)。

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7. 7.プロメセラはどのように運営されている?

プロメセラには経験豊富な国際的な経営陣がおり、彼らを中心に、各分野における専門家である取締役会メンバーによる戦略的アドバイスと優秀な科学・医学諮問委員会の医学的アドバイスに基づき活動しています。 Learn more.

8. プロメセラの研究がどのようにビジネスにつながる?

当社は産学問わず、あらゆる協力・提携関係を歓迎しています。提携関連のページに、現時点でのパートナーシップ状況と今後開発が期待される領域について詳細な情報を紹介しています。 Learn more.

9. プロメセラの最新情報を入手するには?

プロメセラ・バイオサイエンスは定期的にプレスリリースを行うと共に、国際的な学会に参加しています。また、ニュースレターにご登録いただければ、電子メールで最新情報をお届けします。 Learn more.

10. プロメセラに連絡するには?

お問い合わせページのフォームにご記入いただくか、info.japan@promethera.com(日本語)へメールをお送りください。 Learn more.

肝臓疾患とは?

1. 肝臓の役割とは?

肝臓は体内で数多くの重要かつ中心的な役割を果たしています。体内を循環する前に消化管から送られる血液をろ過し、さらに、糖分、ホルモン、消化酵素、血液凝固因子など多数の主要化合物の産生・保存・制御に関与しています。 Learn more.

2. 肝臓疾患がもたらす症状とは?

肝疾患の症状として、黄疸(皮膚や目の黄ばみ)、食欲不振、疲労、体重減少、内出血、錯乱、臓器機能低下などがあります。 Learn more.

3. 肝疾患はどのように始まり、どのように進行する?

肝疾患の初期段階は脂肪肝と呼ばれる脂肪沈着物の蓄積で、肝細胞の肥大化や炎症につながることがあります。炎症が長期化すると線維化しますが、これは本質的に瘢痕組織のことです。時間の経過とともに線維化から肝硬変へと進行し、肝臓の瘢痕化が増大して肝機能が低下します。肝疾患を放置すると、最終的に脳、肺、腎臓など他の重要臓器の機能に影響を及ぼす可能性があります。 Learn more.

4. 脂肪性肝疾患とは?NAFLDって?

不健康な食事や運動不足、糖尿病などの生活習慣要因により肝臓の正常な糖・脂肪処理機能が低下すると、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)になり、肝細胞に脂肪が蓄積します。脂肪の蓄積は肝細胞の肥大化や炎症につながることがあります。 Learn more.

5. NASHとは?

インスリン抵抗性や肥満、2型糖尿病など、さらに別の要素が加わるとNAFLDが進行し、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)になります。NASHになると局所炎症や線維化が見られ、肝硬変や肝臓がんのリスクが生じ、心疾患のリスクが増加します。 Learn more.

6. ACLFとは?

慢性肝疾患により突然肝機能が失われACLF(慢性肝不全の急性増悪)を発症すると、臓器不全を引き起こし生存率が急激に低下します。ACLFの正確な原因は特定されていませんが、感染や過度のアルコール摂取との関連性が指摘されています。 Learn more.

7. 肝疾患に対する治療法とは?

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期の肝疾患は症状がほとんどないため、通常、症状が現れた時には肝臓移植しか選択肢が残されていないケースがあります。肝臓移植は、ドナーから提供された健康な肝組織の一部又は全体を患者さんの肝臓に移す手術です。提供可能な肝臓が不足している上に、多くの合併症を伴うため、理想的な解決策とは言えません。肝疾患は発見も治療も難しいために、健康的な生活習慣を維持することにより予防するのが最善の方法です。

8. 肝疾患はどうやって発見すれば良い?

肝疾患は早期発見が治療の成否を左右します。しかし、初期の肝疾患は症状がほとんどないため、定期的な健康診断以外で発見するのは困難です。

9. なぜ肝疾患は問題になる?

肝臓は人体の重要臓器ですが、昨今増加が指摘されている肥満や不健康な食事など、多数の生活習慣要因に影響されます。肝臓の働きが停止すると、多数の重要な身体機能に影響が生じ、肝疾患が進行すると死に直結するリスクもあります。さらに、初期の肝疾患は発見が極めて難しいので、発見した時には既に相当進行しているのが一般的です。 Learn more.

10. 肝疾患にならないためには?

肝疾患は発見も治療も難しいため、健康的な生活習慣を維持することによって予防することが最善の方法です。現在、「過度のアルコール摂取を避ける」、「バランスのとれた健康的な食事を取る」、「定期的に運動する」、「健康な体重を維持する」ことなどが推奨されています。Learn more.

再生医療、細胞治療とは?

1. 再生医療とは?

再生医療という言葉は、先天異常を改善したり、外傷、疾患、加齢による損傷を修復したりするために、ヒト細胞・組織・臓器を補充・再生する技術の総称です。エンジニアリングと発生生物学を融合した再生医療は、様々な材料や細胞を利用して、組織の治癒や構造的または機能的に損傷を負った組織の補完を行います。 Learn more.

2. 細胞治療とは?

細胞治療は医学の中では比較的新しい分野です。ヒト又は微生物の生きた無傷細胞を使って患者さんに様々な恩恵をもたらします。細胞治療には、損傷部位に細胞を融合させて損傷組織を補完する方法と、細胞に特定の治療因子を放出させて自己治癒を促す方法があります。 Learn more.

3. 幹細胞とは?

幹細胞とは他の細胞種に分化し得る細胞のことで、再生細胞治療法によく活用されています。幹細胞は、骨髄、がん性腫瘍、胚など様々な組織から抽出することが可能です。 Learn more.

4. 再生細胞治療を肝疾患治療にどう活用する?

肝臓は優れた再生能力があるので、再生医療の理想的な対象です。現在プロメセラは、肝機能を取り戻すために、成熟肝細胞よりも処理や保存が容易な肝臓由来幹細胞に基づく他家細胞由来医薬品を開発中です。 Learn more.

肝疾患に対するソリューションは?

1. 肝臓はどこから入手している?

米国ノースカロライナ州ダーラムにあるPromethera Biosciences LLCが、米国のほぼ全ての臓器調達機関と提携しており、倫理的に提供され、移植不適合であった点以外は問題のないドナーの肝臓を当機関を通じて調達することができます。当社の製品開発にはこの肝臓を細胞の原料として使用しています。 Learn more.

2. 細胞治療を肝疾患治療にどう活用する?

我々は肝疾患を治療するために2つの細胞治療薬、HepaStemとH2Stemを開発中です。どちらの細胞種もドナー肝臓から採取し、自社の製造施設で増殖します。

3. HepaStemとは?

HepaStemはプロメセラの主要な細胞治療薬で、NASHとACLFを対象に第2相臨床試験を実施中です。成分はヒト他家肝由来前駆細胞(HALPC)で、肝臓の炎症や線維形成を軽減する可能性が示唆されています。 Learn more.

4. H2Stemとは?

H2Stemは、ドナー肝臓に由来する細胞から成り、肝幹細胞の役割を果たす可能性が示唆されている細胞です。マウスにおいては、肝臓に移動して成熟機能肝細胞として増殖することが確認されています。当製品は組織修復力を持つ可能性があります。 Learn more.

5. 抗体とは?

抗体は、外来化合物や微生物を認識し、それらに対する免疫反応を惹起するのに中心的な役割を果たす巨大タンパク質です。 Learn more.

6. 抗体を肝疾患の治療にどう活用する?

プロメセラの抗体治療薬候補Atrosimabは、炎症性腫瘍壊死因子受容体のひとつであるTNF-R1を特異的に標的にします。TNF-αは線維形成に寄与するため、Atrosimabは非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)などの予防や治療に有用性を示す可能性があります。 Learn more.

7. 製品の安全性は?

当社の製品はいずれもGMP(医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準)に適合した条件で製造され、ヒトでの臨床試験に進む前に動物モデルで徹底的に検証されています。 Learn more.

8. 進行中の臨床試験は?

HepaStemは、ACLFとNASHそれぞれを対象とする2つの第2相臨床試験が進行中です。 Learn more.

9. 研究用に他の臓器を提供してもらえる?

Promethera Biosciences LCC(米国)のNovabiosis部門が、ご厚意により研究用に提供された他の臓器を受け取り、慎重に審査を経て米国内の研究機関に提供しています。現在、Novabiosisは様々な一次ヒト細胞、臓器、組織を提供しています。 Learn more.

10. 臓器提供者になるには?

あなたの臓器提供者になるという決断が、命を救います。www.donatelife.netにアクセスして、臓器提供者になるために必要な詳細な情報をご確認ください。 Learn more.

DICTIONARY OF SCIENTIFIC TERMS

ACLF

慢性肝不全の急性増悪


同種異系(他家)

同種別個体の組織又は細胞で、遺伝的に異なるため遺伝的に不適合であることを指す


抗体

外来化合物や微生物を認識し、それらに対する免疫反応を惹起するタンパク質


抗原

体内の免疫反応を惹起する外来化合物や微生物


アポトーシス

プログラム細胞死の一種で、多細胞生物の成長発達の正常な一部として生じる


ATROSAB

プロメセラが所有する全長抗体で、NASH治療薬として開発中のAtrosimabの前駆物質


ATROSIMAB

プロメセラがNASH治療薬として開発中の次世代抗体候補


自己免疫疾患

免疫系が自分自身の体の正常な部分へ攻撃を開始した際に起こる病態


AWEX

Agence Wallonne à l’Exportation – Walloon Export and Foreign Investment Agency(ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁)


BAL

バイオ人工肝臓


BALIOPHARM

スイスにあるプロメセラの完全子会社で、抗体治療によるソリューションを開発中


B細胞

抗体を分泌する白血球の一種で、別名Bリンパ球


CD19, CD20, CD40

血液がんへの関与が知られているB細胞表面タンパク質


CD95

細胞死を誘導するB細胞表面タンパク質


細胞生着

移植した幹細胞が標的組織に融合し、機能するようになる過程


化学療法

がんの治療に抗がん剤を使用すること


凍結保存

通常-80°C又は-196°Cに生体成分を冷凍して長期保存を可能にする工程


肝硬変

慢性炎症や線維化による肝組織の瘢痕化


エピトープ

抗体に認識され結合する抗原部位


Fab断片

抗体の抗原結合断片


線維化

炎症や損傷を主因とする臓器中の線維組織形成


GMP

医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準 – 公共消費製品の製造・販売に際し遵守しなければならない規制基準一式


HCTS

Hepatic Cell Therapy Support(組織名)


肝代償不全

正常な機能が脅かされるほど肝硬変によって肝臓が瘢痕化し、症状が出始める時の状態


肝星状細胞

肝細胞の一種で、肝臓の損傷に対する反応に寄与する


B型C型肝炎

2種類のウイルスが引き起こす肝臓の炎症。ウイルス性肝炎。


肝胆道マーカー

肝臓、胆嚢、胆管、胆汁が関与する生物学的過程の指標


肝細胞がん

最も多い肝臓がんの一種


HEPARESC®

Heparescは肝由来成熟肝細胞(HHLivC)を成分とするPrometheraの細胞技術で、提供されたひとつの肝臓で数名の患者さんを治療することが可能


HEPASTEMTM

異種ヒト成人肝由来前駆細胞(HHALPC)を成分とするプロメセラの細胞治療薬


異種

別の生物に由来


H2STEM®

組織修復への適用を目指してプロメセラが現在前臨床開発中の肝胆道幹細胞様製品


肝細胞

肝臓の大部分を占める細胞種で、肝臓の主要機能の多くを担う


HHALPC

異種ヒト成人肝由来前駆細胞


HHLivC

異種ヒト肝細胞


免疫抑制剤

異物に対する免疫反応を抑える薬の種類で、移植臓器の拒絶反応を予防するために一般的に使用される薬剤


炎症

損傷や感染など有害な刺激に対する身体の防御反応の一部


IN VITRO

生体外で生物学的過程を行う技術(ラテン語で「ガラス管内」を意味する)


モノクローナル抗体

ひとつの抗原のひとつの特定結合部位しか認識しないひとつのB細胞クローンが産生する同一の抗体


MSC(前駆)細胞

間葉幹細胞 – 成人肝組織から分離した幹細胞


間葉マーカー

肝機能が関与する生物学的過程の指標


NASH

非アルコール性脂肪肝炎


NAFLD

非アルコール性脂肪性肝疾患


NC

ノースカロライナ州(米国)


NG2

皮膚がんに関与するニューログリカン2


NK細胞

ナチュラルキラー細胞。白血球の一種で、免疫反応において重要な役割を果たす


NOVOTARG

細胞死を誘導するために Baliopharmが開発中のCD20/CD95二重特異的抗体


オンコロジー

がんの研究・治療


OPO

臓器調達機関(Organ Procurement Organization)


実質

臓器の機能組織


ポリペプチド

アミノ酸鎖で、タンパク質の構成要素


PWTC

Plateforme Wallonne de Thérapie Cellulaire又はWalloon Cell Therapy Platform


QC

品質管理


R&D

研究開発


RCA

ベルギー政府補助金


SCFV 断片

単鎖可変断片 – 定常領域のない抗体断片


幹細胞

他の細胞種に分化し得る細胞で、再生細胞治療法によく利用される


T細胞

感染細胞やがん性細胞を破壊する免疫細胞


テネイシン

治癒過程にある創傷や一部の腫瘍の周辺によく見られる細胞外タンパク質


TNFα

腫瘍壊死因子αは炎症や免疫反応において重要な役割を果たす


TNF-R1

腫瘍壊死因子受容体1は炎症反応に関与する


TNF-R2

腫瘍壊死因子受容体2はウイルス感染や細菌感染に対する防御に関与する


移植

損傷又は欠損した身体の一部を補充するために、臓器や組織を一個体からレシピエントに移す外科手術


UCD

尿素サイクル異常症


UCLOUVAIN

Université Catholique de Louvain(ルーヴァン・カトリック大学)


ULB

Université Libre de Bruxelles(ブリュッセル自由大学)


異種移植

臓器や組織をひとつの種の一個体から別の種のレシピエントに移す外科手術