パートナーシップ

提携と戦略的コラボレーションを通じて、プロメセラは肝臓疾患の再生医療および細胞療法の
グローバルリーダーとしての地位を強化する新しい機会を求めています。

提携先としてのプロメセラ

プロメセラは、肝臓由来の同種異系細胞と抗体療法というユニークな領域における新薬の開発を行っています。

当社は現在、慢性肝不全の急性増悪(ACLF)および非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の治療薬HepaStem™の開発プランの立案に注力しており、相補的な利害関係を持つ企業および学術機関との提携を積極的に拡大しています。

プロメセラ本社は、立地条件のよいベルギーのワロン地域にあります。以下の3つの地域財源からの寛大な出資により、ワロン地域には世界中から細胞療法の学術および臨床機関が集結しています。

  • ワロン地域政府
  • AWEX(ワロン地域政府の貿易・外国投資振興庁)
  • BioWin(ワロン地域における医療バイオテクノロジーと医療技術分野の成長を牽引しているクラスター)

さらに、ベルギーはヨーロッパの中心に位置しているため世界各地への交通の便に優れており、当社の製造サイトから医療機関への輸送に理想的な立地です。


プロメセラは、肝臓の生体および細胞医療における優れた能力と専門性、そしてサイエンス、前臨床および早期臨床開発における豊富な経験を活かし、戦略的な提携体制を構築することを目指しています。

当社は、承認済医薬品および(または)共同開発された医薬品の中核機関としての役割を果たしていきます。現在開発中のプロジェクトは:

遺伝子導入により増強された治療用細胞株

プロメセラは、有望な製品候補を生み出すことが可能な、細胞と遺伝子の治療を組み合わせたプラットフォームを確立しています。これらのアプローチには、臨床的に検証されたHepaStem™製品群を使用します。

HepaStem™は、健常な成体肝組織から分離した肝臓由来の間葉系幹細胞(MSC前駆細胞)で構成されます。安全性については、24名の患者を対象に実施された第I/II相臨床試験で実証されており、この中には反復投与症例も含まれています。これらの細胞は、ヒトのタンパク質を発現するある標的遺伝子において、その内因性のタンパク質の欠損を補完する新たな治療方法を与えます。

新しい抗体技術

2018年のBaliopharm買収を通じ、独自の抗体医薬の開発プラットフォームを得たことによりパイプラインを強化しました。現在、3つのモノクローナル抗体医薬品候補を開発中です。Atrosab(完全ヒト型抗体)とAtrosimab(一価抗体断片)はTNF受容体1型拮抗薬で、免疫介在性炎症疾患およびNASHのような慢性肝臓疾患における前臨床開発の後期段階にあります。

3つ目の抗体医薬の候補物質は、CD20およびCD95を標的とする二重特異性抗体であるNovotargです。これは、B細胞性悪性腫瘍および自己免疫疾患の有望な早期の化合物です。


詳細については

事業開発チー ム(BD@promethera.com)までお問い合わせください。

現在のパートナーシップ

プロメセラは企業および学術機関と提携して数々の研究開発およびコラボレーションを行っており、
これにより広範な臨床開発の加速化が可能となっています。

学術機関とのパートナーシップ

ルーヴァン・カトリック大学と小児肝臓学・細胞療法研究所(ベルギー)

ルーヴァン・カトリック大学と小児肝臓学・細胞療法研究所との継続的な提携契約を締結しています。


企業とのパートナーシップ

2016

Life Liver(韓国)

2016年下期、プロメセラとLifeLiver社は、肝臓疾患向け医薬品を韓国で開発するための戦略的提携を締結しました。当提携には下記の内容が含まれます。

  1. NASHおよびACLFの治療薬としてHepaStem™を韓国で開発および商品化するためのライセンス契約
  2. H2Stemを使用してLifeLiver社独自の人工肝臓システム(BAL)を開発するためのライセンス契約、およびLifeLiver社のBAL向けにプロメセラのヒト肝臓の成熟細胞を含有する肝細胞懸濁液であるHeparescを供給する契約

LifeLiver社は、急性肝不全など重度の肝臓疾患を患う患者様の体外治療に使用するため、同社独自の人工肝臓システム(BAL)とH2StemまたはHeparescを組み合わせます。このアプローチのゴールは、BALバイオリアクターのヒト化、および肝細胞の供給量を増やすことです。

この戦略的提携では将来、プロメセラのHepaStem™およびH2Stem技術の尿素サイクル異常症などへの適応拡大を目指します。


2017

澁谷工業株式会社(日本)

2017年10月、プロメセラと澁谷工業は、再生医療用細胞製品を高い生産性で、商業規模かつ臨床グレードで製造するシステムを構築するための戦略的提携を締結しました。

この提携は、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、慢性肝不全の急性憎悪(ACLF)およびその他の適応疾患の治療薬となりうる肝臓由来細胞の現在および将来のポートフォリオの製造能力を最適化し、拡大していくための布石となります。また、同社の専門性を欧州市場でも発揮し、再生医療製品製造のグローバルリーダーを目指す澁谷工業にとっても大きな一歩となります。


2019

伊藤忠商事株式会社(日本)

2019年初め、世界中に拠点とネットワークを持つ日本屈指の総合商社、伊藤忠商事のプロメセラに対する戦略的投資を発表しました。

さらに伊藤忠商事は今後、アジア地域でのプロメセラの製品およびビジネス開発戦略の推進をサポートします。これには、一部のアジア市場における慢性肝不全の急性憎悪(ACLF)、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、尿素サイクル異常症(UCD)におけるHepaStem™の開発プログラムが含まれます。


2019

株式会社メディパルホールディングス(日本)

プロメセラと株式会社メディパルホールディングスは、2019年11月に業務提携契約を締結しました。メディパルは、プロメセラの当該開発製品の事業化を支援し、将来の再生医療分野における取扱い製品の拡充を目指すことを目的として、2019年3月20日に、プロメセラの第三者割当増資を引き受けています。

本提携においては、両社の協業関係をさらに深めることを目的とし、メディパルの持つ超低温下での細胞医薬品の流通に関する機能とノウハウを活用し、プロメセラの革新的な開発製品を治験段階から流通面を含めて支援するとともに、発売後の安定的な流通体制の構築を目指します。

協働プロジェクト

プロメセラは以下の組織から追加の出資を受けています。

当社の細胞医薬品の開発およびターゲット領域における臨床試験の実施を目的として、ベルギーのワロン地域(DGO6)およびEUは条件付き貸出金および助成金として合計2,210万ユーロを供与しました。

  • RCA 1,950万ユーロ
  • 助成金 250万ユーロ
  • FEDERファンド 180万ユーロ(経済および地方開発のための欧州ファンド)

Le Fonds Européen de Développement Régional et la Wallonie investissent dans votre avenir

さらに当社は、ワロン地域から12.09%(1,160,640€)の地域的助成金と、FEDERおよびEUから資金提供された8.06%(773,760€)の助成金も受け取りました。 これらの助成金は、ベルギーのゴスリーにある、細胞医薬品メーカーの高まるニーズに応えるために官民共同で設立されたハイテククラスターPlateforme Wallonne de Thérapie Cellulaire(Walloon Cell Therapy Platform、PWTC)にある新しい施設の設計と建設の資金調達に使用されます。 この新しい場所により、当社の治療用製品の大規模な流通と物流が可能になります。

最後に、ベルギー王国ワロン地域政府貿易・外国投資振興庁(L’Agence Wallonne à l’Exportation et aux Investissements Étrangers、AWEX)は、当社の国際的な発展をサポートしています。