CEOからのメッセージ

“ 次世代の医療革命の最前線に立つことは、
決して容易なことではない。 ”

John Tchelingerian – PhD
President & CEO

親愛なるステークホルダーの皆様へ

我々Promethera®Biosciences社員一同、昨年創立10周年を迎えられたことを誇りに思っています。当社は、大学の研究室から独立しスタートした2009年以降、多くの課題を克服し世界をリードするバイオ医薬品企業へと成長してまいりました。肝疾患の細胞療法の開発を通じて必要な患者にソリューションを提供することにより、肝移植の必要性を低減する救命治療を実現することにコミットしています。

ひたむきさ、斬新な発想、そしてお互いへの信頼が、我々のような先駆者にとって不可欠である不朽のチーム精神をもたらしました。臨床開発、提携とコラボレーションの強化を通じて、社員一人ひとりが肝疾患に対して現状を打開するソリューションの開発に専念しています。

医療業界においては、化学物質から抗体などの生物学的製剤を使用した治療に進化しました。我々は、複雑なプロセスかつ強力なポテンシャルを備えた無傷の生細胞を使用した治療法で、現代医学における次のフロンティアの先駆者としての地位を築いてまいりました。

人間の健康の中心的存在で驚異的な再生能力を持つ肝臓は、細胞医薬品となる幹細胞の貴重な供給源であり、且つこの種の治療の優れた享受者です。私たちがフォーカスしているACLFおよび後期NASHは、現在有効な治療オプションがほとんどなく、肝臓を衰弱させていきます。これらはいずれも数十億ドル規模の成長市場であり医療上のニーズが高いため、企業やステークホルダーの皆様にとって大きな価値を生み出す最良の機会と捉えています。

当社の主要な肝幹細胞由来パイプラインであるHepaStem™は、抗炎症作用と抗線維化という特性を持ち、ACLFと後期NASHの両方を治療する大きな可能性を示しています。さらに、HepaStem™のマルチモーダルアクションは、最新の遺伝子導入法と組み合わせることにより、はるかに広範な疾患に応用できる可能性があります。

欧州においてACLFおよび後期NASHを対象とした2つのHepaStem™ フェーズ2臨床試験をすでに実施していることを非常に誇りに思い、これら既存の治験を今後数年間にわたって進めるとともに、米国および日本での治験開始を心待ちにしています。我々は、肝疾患患者様に希望と新しい未来をもたらす革新的なソリューションをお届けできるよう努めていますが、次世代の医療革命の最前線にいることは決して容易なことではありません。だからこそプロメセラは、この課題に一定の勇気をもって実践的に取り組んでまいる所存です。

敬具

取締役社長兼CEO
ジョン・チェリンジェリアン